Sick Path Design

アンチネットビジネスだったwebデザイナーがLPデザイナーになった理由 Part.2

201912.17

201912.18Last Update

Pocket

前回までのあらすじ

かっこいいものを作るのが好き! とwebデザイナーの道を歩んできた私、安間祥子(あんましょうこ)。

会社勤め8年を経てフリーランスとして独立したものの、
なんだかうまくいかない。。。

フリーランス7年目にして、
「もうデザインやめようかな」
という状態に。


前回の記事はこちら

青天の霹靂 補助金事変

そんな時、人生の転機は突然やってきます。

以前からホームページを作りたいと言ってくれていたクライアントさんに補助金の紹介をした時のことでした。

クライアントさんが補助金の説明を聞きに行った後に、
その時の様子をいろいろ話してくれました。

・補助金申請するには事業の独自性をしっかり説明できなければいけないこと
・今後の展望などもしっかり書類に記載しなければいけないこと
・中小企業診断士が担当についてくれていろいろアドバイスしてくれたこと

補助金申請が初めての私とクライアントさんは正直いって
「なんだか面倒そうだね〜〜〜〜wwww」
って感じでした。

「自社の強みとか、競合とか、市場分析とか、難しそうなんだよね。。。ちゃんと考えたことないや〜」
と、お客さんの口から出たマーケティング用語たちになんだか聞き覚えがあった私は反射的に何の気なしに

「私、実は経済学部卒なんですよね〜。その単語授業でも出てきた気がします〜w」

と、伝えました。すると、

「え?!そうなの!?売れるまで面倒見てくれるデザインサービスとかやったらいいじゃん!やってほし〜〜!」

という一言が返ってきたのです。

その言葉で、なんとなく今までモヤモヤしてしていたこと、
結果を出すためのデザインを作るにはどうすればいいのか?
がつながって、これからの道筋が見えたような気がしました。

いままでなんで気づかなかったのか?!

・クライアントさんはデザインが欲しいんじゃなくて、結果を出したいんだ!
・そのためにはどうやらデザイン以前に「マーケティング的なアプローチ」が必要っぽい。

それなら、デザインができてマーケティングもなんとなく勉強してた私なら、
クライアントさんの要望に答えることができるようにれるかもしれない!!!!(単純w)
と思ったのです。

マーケティングを学べ!

そんなふうに思ったら、行動は早い私。
もう一度しっかりマーケティングを勉強しようと、
「マーケティング 入門」とスマホ検索する日々。

図書館にもここ数年で一番本を借りに行きましたし、Amazonで買った本の数もかなり多かった。
大学の講義で習ったことをなんとなく思い出しつつ、
なんで大学でもっとしっかりやっとかなかったの〜!自分!と後悔しながらも
ノートにどんどん新しい知識や構想を描いていくのが楽しかった。

デザインをするときには「この表現をするのは、こういう効果があるから」
と、前よりも地に足がついた感覚でデザインができるようになり、
この文章はこの言い回しの方が効果が出そうだな。という判断も少しづつできるようになっていきました。

漠然としたなんとなくの「かっこよさ」を追ったデザインじゃなくて
結果を出す=志を叶える ための戦略としてある「かっこいい」デザイン。

私 が 目 指 す べ き は こ れ な の か も し れ な い

成功の鍵

マーケティングに基づくデザインをしていきたい。
その意識は日に日に高まり、ネット上をうろうろしていて出会ったのが、
「webマーケティング」そして、
「そのノウハウをネット上で公開したり販売したりしている個人起業家たち」でした。

その起業家の人たちはだいたい無料メルマガでwebマーケティングについて有益な情報を発信しているので、
まずは無料で情報が得らるなら。と、いろんな人のメルマガを購読しました。

内容がめちゃくちゃ面白くて毎回メールが届くのを楽しみにしていたメールもあれば、
「月商7桁できままに人生を自由に楽しむ!」みたいな内容を毎回送ってくる胡散臭い感じの人もいました。

いろんな人たちのメルマガを読んで分かってきたのは、

webを使ってマーケティングを行なっている起業家さんの中には
甘い言葉で誘ってきて自分の売上のことしか考えていなそうな人もいるけど、
情熱や志を持って真摯にビジネスをしている素敵な人もいるということ、

そして、webマーケティング成功の鍵は「仕組みづくり」にある
ということでした。

もう一つとてもとてもとても大切なのは、
この「仕組み」は売り手が稼ぐためだけにあるのではなく、
買い手が本当に欲しい!と思ったものを
しっかり検討して、安心してスムーズに購入できるための仕組みだということ
です。

実は、「メルマガに登録してもらって自分の発信を読んでもらうこと」もその仕組みの一つです。
メルマガに登録しませんか?と読者に促すページはランディングページ(LP)の代表的な例で、
この仕組みづくりに欠かせないものです。

知れば知るほどwebマーケティングに対して少しずつ意識が変わってきました。

webマーケティングについてもっと深く学んでみたくなった私は、
メルマガを購読していた起業家さんの中でも特に内容に共感できて、
LPが怪しくない(笑)ブランドプロデューサーの方のオンライン講座を受講してみることにしました。

ここでまさかの展開

受講を決める前に、ブランドプロデューサーさんから直接オンライン講座についての説明を聴ける機会があり、
自分の仕事の現場や、これからどうしていたいかなどなど相談に乗ってもらいました。

そこで自分の作品集を見せた時、まさかの一言をいただきました。

「私や、私のクライアントさんのLP作ってもらえませんか?^^」

LPって、あのLPですよね?
LPの存在については寛容的になったけれど、あのデザインはいただけないと思っていた私。
私が作りたいのはああいうデザインじゃないんですけど?

と、いうか、相談に乗ってもらったのにまさかの依頼?!?!?笑

と、一瞬戸惑ったものの、詳しくお話を聞くと

この方も、「いかにもLP!」なデザインの、売る気満々・怪しさ満点LPで集客することに抵抗があり、
自分らしいデザインのLPを作りたいと思っているけれど、
webマーケティングのことまで理解していて思うようなデザインができるデザイナーになかなか出会えない。

ということでした。

webマーケティングの勉強を始めたばかりでしたが、
もうこれは運命の出会い!と思い、webマーケティングを教えてもらいつつ、
効果が出て、なおかつ「自分らしい!」と言えるLP作りを極めてみようと思ったのでした。

* * * *

今回はここまで。
次回「最大の試練!ダサくないLPで効果は出るのか??」
どうぞお楽しみに。笑

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

YOU MAY ALSO LIKE