Sick Path Design

LINEスタンプを一年間売ってみて

201602.06

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LINEでクリエーターズスタンプが買えるようになってしばらく経ちますが、
実は私もスタンプを作って販売しています。
作ってから現在まで、1年の動向をまとめました。

スタンプを作った経緯

スタンプを作ったのは2014年の夏。
無料で登録できて、売り上げの半分もらえる(現在は少し利益分配率が違うようですが)ということで、一体どんなものなのかと興味8割くらいで挑戦してみました。

こんなスタンプを作りました

スクリーンショット 2016-01-17 13.32.37

ほっかむりおじさんのんだんだ飲み会

http://line.me/S/sticker/1012248

私が作ったスタンプは、出身地である秋田の方言スタンプ。

2014年夏、すでにクリエータースタンプが話題になっていて、猫ちゃんやウサギなど、普通の可愛いスタンプは割と飽和状態でした。
対して、秋田弁スタンプは当時で5種類もなかったはず。
特にイラストに自信があるわけでもない私は、隙間を狙って方言スタンプに狙いを定めます。

さらにニッチなところを狙おうと、秋田弁の万能ワード「んだ」を中心としたほっかむりおじさんのスタンプにしました。

当時このスタンプにモデルはいなかったのですが、のちに周りからうちの父に似ていると言われます。笑

宣伝もちょっとしました

7月頭にLINEへ登録申請を出し、販売許可が下りたのは9月終わりころでした。
(現在は審査期間がすごく短くて、だいたい5日前後で返事が来ます。2016年1月現在。)

許可が下りて早速したのは、実家の家族と夫へのスタンププレゼントです。笑
販売許可が下りて嬉しくて誰かに早く使って欲しかったのと、家族ならまぁまぁ使ってくれるだろうと思ったからです。
(実家の家族は秋田県民なので、もちろんスタンプを使いこなせるし!と。笑)

その後、少し恥ずかしかったですが、facebook、LINEのタイムライン、日頃全く使ってないtwitterで告知。
意外にも友人たちからは暖かい反応で、「買ったよ〜」と報告を受けることもありました。

また地元秋田弁のスタンプという特性上、しばらく会っていなかった地元の友達からも
「あのスタンプ、しょうこが作ってたんだーー!知らないで買ってたよ〜!笑」
というとても嬉しい連絡も来ました♪

さらには、夫の職場の方が秋田弁全くわからないのに使ってくださっていると聞いたときはすごくびっくりしました。
どうやら、「あべ!」(標準語で「行こうよ!」)というスタンプを気に入ってもらえたらしく、
詳しく聞くとその職場の方の名字が「あべ」さんでした。笑
なるほど。そういう使い方もあるのか。笑
お名前スタンプ、次回狙おうかな。。

気になる売り上げ…

さて、スタンプは現在も販売中ですが、販売から1年間分(2014年9月〜2015年8月)をまとめると、
販売数は1,028個、利益は40,703円(売り上げの半分からさらに源泉徴収された金額です)でした。
1,000人以上の方に買っていただけたなんて本当に感激です!
利益は実家に帰省するときの交通費に当てさせてもらいました♪
月平均3,000円ほどが自動で売れてくれるので、かなりホクホクな気持ちになったものです。

最近はというと

スタンプの種類がどんどん増えて、まずスタンプを見つけてもらうのが大変そう。というのが感想です。
実際、秋田弁のスタンプもどんどん増えて120件ほどあります。(2016年1月現在)
私の秋田弁スタンプも最近では月平均1,000円くらい売れればいい方でしょうか。

今になると、第一弾のスタンプ作った時にもっといろいろやっておけばよかったな〜。
と思います。笑

よほど絵にインパクトや魅力があるか、検索した時に競合が少なく
すぐに見つけてもらえる隙間産業的なカテゴリーを狙うのポイントな気がします。

最後に

クリエータースタンプランキング上位に入る方たちがすごく稼げているという
アメリカンドリームみたいな印象がある一方、数多くのスタンプに埋もれて全く売れないものもあるというのが現実です。

が、一度売り始めればプラスが出ることはあってもマイナスになることはありません。
アイディア次第ではまだまだ魅力的な市場だと思います。

家族や仲間と暇つぶしに作るのも楽しいし、
自分や仲間内だけで使うためだけのスタンプを作るのもありだなって思います。
(先日はアナログな夫が見よう見まねでスタンプ作りをしました。そのレポートはまたこんど。)

お金をかけずに挑戦できるのがラインスタンプの魅力の一つだと思うので、
興味があるなら一度挑戦してみる価値があると思います☆

画像少なめの長文になってしまいましたが、お付き合いありがとうございました。

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